Nutcracker
HOME » Category : ヒメクイナ
スポンサーサイト
--.--/-- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
葛西臨海公園に希少種のヒメクイナ
2015.11/04 (Wed)
2015.11.42年ほど前に東北の友人からヒメクイナの写真を見せてもらったが、とても探して簡単に見れるものではないと諦めていたのを覚えている。その珍鳥が葛西臨海公園に入っていると聞き及んで姿だけも見たいものだと出かけてみた。
その日は早朝、6時に最初に見えるところに出て様だと顔見知りのバーダーから教えてもらったので、いることは間違いないとカメラの列の間からまずは芦原と水場の堺辺りを狙ってみていた。
ヨシゴイが盛んに小魚を採っていたが、観察すると捕獲の成功率はほぼ100%で、うまいものだと感心させられた。 それにしても、葦の幹に両足をひっかけてじっとしている忍耐力に改めてびっくり、まるで忍者の様だ。



ヒメクイナは採餌、水浴びなどに、早朝と夕刻に2度出てくるが、普段は芦原に潜んでいて、なかなか姿を見せないと図鑑などに書かれていたので、これは夕方まで待たないと駄目なのかと思っていた。 昼近くなって、ヨシゴイの姿を追っていたところ、右の葦原の中から注意深げにしかし足早に手前の湿地を左に横切っていくのが目に入った。やっぱりかなり小さいが、背中の青灰色のスポット模様、下腹部の青灰色の縞模様が特異的だ。 但し、嘴は黄色い上に、喉、胸の青灰色が少なくて、薄茶色なので、これは1年目の若鳥なんだろうなと推測した。 白昼に会えるとは、大変ラッキーな日であった。




